大人の男の情けなさについて考えるの巻。

ブログを始めてそう日も経っていないというのに記事が滞ってしまいました。

申し訳ありましねぇ…(突然現れた謎の野武士)

実はこれには深い事情があってな…

 

私の中で佐和真中確変期間に突入した模様。

(ギャンブルに全く理解のない私)

 

いやね、ほんとこういうの急に来るな、急に。何なのもう、季節の変わり目だから?困っちゃうなぁ、書きかけの記事が進まないことこの上ないよ…(あれはあれで書きたいのに!)

てことでここは一回大いに発散して自分をリセットしよう!と思います。皆様よろしくお付き合いくださいませ。

 

この度私が取り上げるのは

課外授業2時限目「共有結合」 相沢俊樹

          (CV:佐和 真中)

 

いやー、のっけからエロいのなんの。飛ばすねぇこのレーベル(レーベル単位の話か?)。何しろいきなりフェラチオしてる。しかもさぁ、SEが超リアルでやんの

放課後、部活してる生徒の声が遠くに響く中、めっちゃ丁寧にお口でのご奉仕を受けてる相沢先生。これどう考えても学校内なわけだけど、偉い肝据わってんな、先生よ。自分が担当している化学の実験室でこーんなことしちゃってるわけだけど、危機意識はないのかよ!と若干の突っ込みを入れたくなります。

こっちがツッコミを入れたくなるくらい、余裕綽々なんです、相沢先生。気持ち良さそうは良さそうだけど、なんていうか「イイコトしちゃってる」的な切迫した快楽が見えない。むしろ、けだるい口調でヒロインの技の習熟度を褒めてとらせる(そして不振な成績をあげつらっちゃう)というお殿様ぶり。

ヒロインと違って向上心がない、学校なんかやめちまって研究職に戻りたいとか言っちゃう相沢先生。

お前全然そんな気ねぇな!!!

自分が学校やめたほうがお互いに好都合だ、学校にさえいなければ君をこんな風におもちゃにしてもいいかんね!まぁバレたらバレたで退職届書く手間省けるわー!的なことを言うけど、お前全然そんな気ねえな!!(二回目)

こんなことバレたらもちろん君もただじゃすまない、とヒロインを煽り立てる先生。性欲とは恐ろしい、そんなリスクを犯しても満たそうとしてしまう、なんて他人事のように言い放ち、彼女の口の中に放精します。(この時の態度の傲慢さ、私にはかなりツボだ…)

一滴もこぼさなければ、次は君の中に注いであげる、っておい!

教師と生徒が学校でNMNKDSとかどんな学校だよ?!?!

ってまぁそこは推して知るべしっつーか、そこを言い出したらこれ話し進まないのでペンディングするとして(そして永久に棚上げされる)。

ちゃんとごっくんできたか確認のために口を開けさせる先生。ここに関しては褒めたい。そう。確認してくれ。オーダーしたからには通ってるかどうかしっかり見届けてくれなきゃ、Mとしては不満が残るんだよ!(個人的見解)

てかこの人たち、無理矢理から関係始まったんかい…まぁ、ヒロインにその気がなけりゃ一年も続かないだろうし魚心あれば水心ってやつだな。

 

そもそも、ヒロインもなかなかの娘なんだよね。化学の授業自体には興味なくて、上の空どころか先生の顔見ちゃあサボってる感じなのに、実験用具だけは後からきちんと洗い直したりして。見られてもないのに。

思春期だなぁ、アンバランスなピュアだなぁ

見られてるとわかっててやるならあざとさでしかないのに、見られてないのにやるってのがピュアというか、やりきれないほどの少女性を感じるわ。

このヒロイン、本当に高校生だなぁって感じ。大人に対する憧れはあるけど、気持ち的にまだ大人になりきれないからとてもアンバランスで危うい。

そんなアンバランスに相沢先生まんまと引っかかっちゃうよね……

 

時は遡って、相沢先生とヒロインのハジマリの瞬間です。ビーカーを割ってしまったヒロインに、授業中に自分を見つめたり放課後勝手に実験道具を洗い直したりするのはなぜか、と強く迫る先生。言えないと逃げるヒロインに、ではなぜビーカーを落としたのか、と質問を変えます。

すげえ誘導尋問な。こういうこ狡い大人は大好物だぜ!!

まんまとほしい答えを引き出した先生、悪い顔が丸見え。ガッツリ毒牙をむき出して、ヒロインの清い体(エロいよね、この表現)を思う様貪ります。唇を這わせ、指で弄び、視線で犯し、言葉で辱める。

いやー、相手処女だよ?いきなりこんな言葉責めされたらたまらんよ?じゃないや、ひとたまりもないよ?

化学の先生だからちょいちょい言葉がおかしいから鼻血出さずに済んでるけど、エロすぎてしんどいんだかんな!頑なに「膣分泌液」とか「バルトリン腺液」って言うのホントおもろい…けど、彼が「愛液」という言葉を使わないのには理由がありそうです。

自分に好意を抱くなんて見る目がない、とヒロインに言う先生。自分は誰のことも好きになったことはない。他人はおろか、自分自身ですら愛したことはない、と自らを嘲るような口調で告げます。そして、君が愛情のリターンを求めないなら抱いてやってもいい、と。

いや、そこまでしといて寸止めとかありえないじゃん!

案の定、ヒロインは相沢先生の提案を受け入れます。そりゃそうだよね。彼女は彼女で自分の思惑とは別大人になっていく体と、体の成長に追いつかずバランスを取りづらくなっている心に弄ばれているんだもの。快楽という体の呼び声に心が抗えるわけはない。それが好きな人によってもたらされるものなら尚更。

かくして、ヒロインの清い心と体は相沢先生によって真っ黒に塗りつぶされていくことになってしまいました。

 

いや、とはいえ私この状況すっごい好きじゃん?私、処女に冷徹に肉体的快感を教え込み、羞恥と快感を結ぶ回路をつくり、他者に快感を与えることをも自分の快楽にさせて、最終的には自分の欲望の器にしちゃうタイプの大人大好きじゃん?

彼女は今や、相沢先生に肉体的にも精神的にも支配されている。ヒロインと同調しがちな私にとっては、このアンダーコントロールな感じがたまらなく気持ちいい。

 

彼女は自分を持て余していた。だからこそ、強烈な快楽と権力(学校が社会のすべてである児童生徒にとって教師というのは圧倒的な権力者)で自分の心と体を固く縛り上げる存在に一も二も無く従うことは、他人が思うよりもずっと安心できる状況だったでしょう。

 

例え鍵もかけられていない化学実験室の台上で、冷たい乳棒で自慰をさせられようと(新品を使ってあげるあたりに先生の一抹の優しさを感じなくもないが、新しいおもちゃを見せびらかす子供のような感じが何とも言えない)、ひどい言葉で辱められようと(思い出してオナニーしてるんだろ、と言われたときは正直たまらんかった)、ヒロインにとって相沢先生のそばは安寧の場所だったに違いありません。(ちなみにここから場面はトラック1の続きに戻っています)

 

だからこそ、やっと体を繋げてくれた先生の心無い発言に、ヒロインは打ち砕かれてしまいます。

「(いくのを)我慢できないなら、もうこの関係を終わりにしてやろうか」

「先にいったな。では君の中に出すのも、これが最後か。」

「何度でもいくがいい、だが残念ながらもう私が君を絶頂に導くことはないな。」

 

酷すぎやせんか、相沢先生よ。

あんた、その前も随分なこと言ったよ?やれ授業中みだらなことを考えてるのがバレればいいとか、今だって誰か入ってくるかもしれないのに散々感じやがってとか。全部自分がやってるからこそ起きてることなのに、そんなこと全部棚上げして好き放題辱めたろ?確かにそういう辱めによって、ヒロインはどんどん高まっては行ったよ。

でも、それとこれとは別だろ。

 

私くらいの身も蓋もないBBAともなると、相沢先生の如何ともし難い幼児性や自己愛を看破することも、それを適当にあしらうこともできるけど(そしてそういう人間をこよなく嫌うだろうけど、相沢先生は)、ヒロインは違う。

思春期ならではの不安定な自己を、相沢先生の圧倒的な支配によって何とか繋ぎ止めていたというのに、その支配者が「君はもういらないよ」と言ってしまったら、彼女はどうなるか。

バラバラになるしかないよね。

でも、自分を愛する緒を見つけることに手一杯で他人に対して超無関心な相沢先生には、ただ刺激を求めて放った自分の言葉が幼い心にどれほどの衝撃を与えたかなんて想像も及ばなくて。

 

ヒロインは相沢先生のもとを去ってしまいます。

そりゃそうだよ。言っちゃいけない言葉をあれだけ連発すれば、彼女の行く場所はもう失われてしまうよ。

 

彼女が先生のもとを去ってからのある日、先生の堪忍袋の緒が切れます。

所要時間は、なんとたったの2日!!!!

おーい!先生?この一年、本当に学校のある日は一日と開けずにヒロインを抱いていたって言うのかい?まぁ、この執着ぶりなら絶対に彼女の生理周期は把握していただろうし、これだけ遠慮もなしにNMNKDSに勤しむところを見ればピルくらいは買い与えていたかもしれないけど。いくら教師という立場に執着のない相沢先生といえど、職場の生徒を妊娠させたとなると無責任ではいられないだろうからね。

とにかく、驚くべき導火線の短さで、相沢先生大爆発です。部活をしている生徒もほとんど帰った遅い時刻の、人通りも絶えた昇降口で見つけたヒロインを口を極めて面罵します。

なぜ2日も来なかった、私は待っていたのに。こないだ言ったことは行為中の戯言だったというのに、それとも君は本当に終わりにしたかったのか?私は許さない!と。

 

何言ってんだよ?!?!子供かよ!!!!

 

その後も、ノーリターンの関係を容認したのは君だ、一度認めたものを翻意するのは許さない、と、およそ大人の発言とは思えない繰り言を続けます。勿論、彼女の体を貪りながら。全くもって大人気なし!!

しかし、ここへ来て初めて相沢先生の芯の部分が見え始めます。

先生は言います。

「私に、こんな衝動だけを残して…!!」

こんな気弱な言葉のすぐ後に罵りの言葉を継ぎ、昇降口で無理矢理に体を繋ぎますが、今までのようには行きません。彼女の初めての抵抗もさることながら、相沢先生自身が今までとは違います。

本当は別れたいんじゃないか、別の人を好きになったんじゃないか、たった2日で心変わりをしたのではないか。優しく愛してくれる男が良くなったんじゃないか。口をついて出るのは、自信に満ちヒロインを支配していた頃とは真逆のものになっていました。

相沢先生は、彼女に無償の愛を捧げられ、そしてそれを喪失してしまったことで、自分の欠落を思い知ってしまったのです。たった一つ、見返り無しで注がれていた彼女の愛を失ってしまったら、元々愛というものの持ち合わせのない自分は空っぽになってしまう。そのことに気づいてしまった彼は、その喪失を強く恐れます。

まるで迷子の子供みたい。お母さんの姿が見えなくて、寂しくて怖くて、放って置かれていることが腹立たしくて、一人ぼっちで泣き喚いている。そして、お母さんの姿を見つけても泣き止むことができずに、抱きしめられた腕の中でいつまでも泣き叫び続ける子供。

相沢先生は大人だから力尽くでヒロインの体に自分の体をこじ入れますが、そうやって一番深いところで抱き合ってすらなお彼女の愛の不在を疑います。

 そして、彼の怒りは自分にも向けられ始めます。

「なぜ体だけじゃ駄目なんだ…なぜ、心まで欲しがる?」

「体を重ねれば十分だと、どうして思えなくなった…?」

他に代わりはいくらでもいるだろう、だが私は君を手放さない、と続くこの言葉、私には自分に対するもののように聞こえました。

 このあと、相沢先生はずるずると自分の内面を吐き出してしまいます。無償の愛を注いでくれるヒロインの存在が心地よくてたまらなかった、代わりになるものなどない。愛情がほしいなら教えろ、どうすればいいのか自分はわからない、と。

な!まるっきり子供だろ。

自分のどこがいけないのか、他の男とどこがどう違うというのか。これは、相沢先生が初めて外に目を向けた表れ。ヒロインの存在をもって初めて、彼は外の世界と向き合い始めます。そしてそれは、図らずも自分との対面にもなったのです。その重荷に耐えかねた相沢先生は、なぜ自分がこんなに衝動に駆られるのかを理解できず、その衝動を彼女の中に撒き散らしたいと望みます(そしてもちろん完遂します)。

あーあ、やっちゃった。いわゆる感情失禁ってやつなのかね、これも。

ひと仕事終えた後、「どうかしているな、私は…」などと自嘲気味に言った相沢先生。そのとおりだよ!!どうかしてるぜ!!いい大人が幼気な少女に自分の幼児性を全力でぶつけるなんて、正気の沙汰じゃないよ?!と、私の中の保護者会(いろいろなことに対して相当ゆるいコンプライアンスしか持ち合わせていない)がそれなりに大騒ぎをした瞬間です。

でも、こういう物語はよくよく考えたら結構目にします。思春期に親兄弟や学校や社会に目一杯突っ張ってみる、今風に言うと厨二病。子供と大人と境目に立って、足元が揺らぐことに対して不安や怒りを隠せずにいるあの時代。過ぎ去ってしまえば、なんとも恥ずかしい黒歴史になるあのひととき。

 

実はこのトラックのタイトル、「物質の三態」とされています。これは言い得て妙なものだと思います。

冷たい氷のようだった相沢先生が、ヒロインの愛に温められて溶け、更には一部が気体になって形を失い始めてしまった。ことに偏屈で凝り固まった大人にとって、自分のアイデンティティが失われていくことは恐怖でしかない。彼の恐慌と最後に覗かせた自嘲は、正に物質の三態変化を表しているように見えます。

 

さて、なんの解決も見ないままに違う日を迎えた二人。今日は化学の授業があるようです。試験管をバーナに当て続けないように、と注意を促す先生の耳に、言ったとおりの事故が起きた音が飛び込みます。

なんと、試験管を割って怪我をしてしまったのはヒロインでした。

 一瞬隠しきれない動揺を覗かせたものの、即座に隠してクラス委員に保健室に連れていくよう指示した相沢先生。

何だ、普通にできるんじゃん。どエロ糞野郎なだけの先生じゃないんだね、と胸を撫で下ろしましたよ。だってさ、表面上ですら普通に振る舞うことを拒んでるように見えたからね、ヒロインと二人きりの時は。そんな教師を使ってるこの学校の偏差値具合が心配になるってもんだよ。だいたいこの先生だけじゃないしね、問題行動があるの(シリーズ物の悲しい性ですな)。

 

チャイムの音とともに目を覚ますヒロイン。枕元では相沢先生が見守っていました。

保健室で貧血を起こしたと聞き及び、心配になって見に来たとのこと。保険医の先生に単なる寝不足と起立性貧血が原因だと聞き一安心したものの、その場を離れることはできなかったようです(保険医がどっか行っちゃったとか言ったけど、言い訳臭半端ない)。時刻は、なんと夕方。 

どんだけ寝てなかったの、ヒロイン。そして何時間付いてたの、先生。

そんな目覚めたてのヒロインに、相沢先生はとつとつと伝えます。

「心配……した。」

「大したことなくて……良かった。」

突然少年のような態度で、今まで言ったことのないような優しい言葉を言うんだもん、おばちゃん面食らったよ……。

優しくキスしながら、怪我をしたのがヒロインで目の前が真っ暗になった、心配だったけど授業はほっとけないから我慢した、と囁く先生。保険医の診断を聞くまで気が気じゃなかった、初めてだ、こんなに誰かの身を案じたのは。弱弱と漏れる言葉は聞いたこともないほど優しく、意外なほどに等身大でした。

そんな言葉に、ヒロインはとても嬉しそうな顔をしたようで、先生もそれを見て嬉しそう。君はいつも思い詰めたような顔しかしないから、と抱き寄せます。そして、「それと、私の腕の中で快感を貪る顔だけ」と言いつつやっぱりいけないことしちゃう。

えー、ヒロイン倒れたんじゃなかったの?心配で今までついてたんじゃなかったの?とか言うツッコミはこの際野暮でしょうな。ヒロインもまんざらでもない様子だし(お盛んだな二人共)。

もっと嬉しそうな顔を見せなさい、でも感じてる顔と同じように私以外に見せてはいけないよ、と言い置きます。相沢先生が、ヒロインを初めて優しさで縛った瞬間です。

良かったねヒロイン、やっと欲しいものがもらえたね。

愛しい人に縛られるのは決して苦痛ではないんです。今までのように権力や快楽で体を縛られることも、彼女にとって苦痛だったわけではなかったはず。でも、優しさで心を縛り上げられることは、体を満たされるよりもずっと大きな快感を彼女に生んだでしょう。

それは相沢先生にも言えることでした。穏やかで優しい口調からは、化学実験室や昇降口で見せた空虚さは感じられません。おっかなびっくりでぎこちなくはあるけれど、一生懸命に優しく彼女を包み込むような愛情を感じます。相沢先生が、ようやく自分の中に灯すことのできた愛情。それはまだ小さいけれど、愛の枯渇した彼にとってはとても大きな種火に違いありません。

心配をかけた埋め合わせをしろ、とヒロインを抱く相沢先生。優しくキスをし、互いの快感を高め合うように抱き合います。今までのように、一方的に与えたり奪ったりする実験のようなセックスではなく、心を求めたり与えたりするセックス。それはとても甘く、穏やかでありながら激しく燃え上がります。

自分にはまだなぜこんなに君を求めるのか、君の笑顔がなぜこんなに嬉しいのかわからない、と打ち明ける先生。でも、君にはきっとわかるんだろう。だから、それでいい。とヒロインに委ねる彼に、かつての飢えた面影はありません。いずれヒロインによって、その感情が恋なのか愛なのか答えを与えてもらえると確信しているようです。

よかったやないかーーーい!!!

と、髭男爵風味にルネッサンスしたくなったよ私。

ヒロインにとっても良かったよね。突き放されて居場所を失ってしまった彼女が、求められて安住の地を得ることができたのは重畳だと思いました。そもそも先生とこうなる前も、不仲になってからも、運動部がみんな帰るほど遅い時間まで学校にいなければならなかった彼女、きっと家庭にも居場所がなかったのでしょう。そんなアンバランスな彼女が再び安定を取り戻せたのは、リスナーの私にも嬉しいことでした。

もっと私に抱きついて、肌に触れてくれと 頼む先生。そうね、今までまともに抱き合ってこなかったもんね。肌の柔らかさや温かさに気づいてしまったら、その優しさに触れてしまったら、そりゃ四六時中欲しくなるよね。もう放課後だけじゃ足りない、休み時間も休みの日も抱き合っていたい、離れることも心配をかけることも許さない。それがろくでなしの教師に惚れた報いだ。その代わり、何度でも好きなだけいかせてやるから、ずっと私のものでいなさい。と、愛情たっぷりに囁きかけます。どんなに後悔しても、何も考えられなくなっても自分に縛り付ける、と宣言する相沢先生は、きっと心の何処かでこの気持ちの正体が何なのかわかりかけているのでしょう。

 

フィニッシュ後、この後自宅に来いと告げる先生。今後の方針を一方的にヒロインに申し渡します。授業の合間の中休みも、放課後も、休日だって独り占めしたい。在校中はそれで我慢してやる。でも、卒業したら…フフフ……ですってよ。

やっぱめっちゃ傲慢やな、この人(笑)でも、傲慢のベクトルが180度変わったね。

常に突き放して反応を見ていた、愛情の確認行為に終止していた幼かった相沢先生の、大きな転換の目撃者になれましたとさ。めでたしめでたし……?(疑問符がつくのは、先生が校内での手を緩める気が一切ないからです。お前らバレたらひとたまりもないんだかんな…)

 

ということで、なりは大人でも中身は幼児だった先生が、愛情によって化学変化を起こしながら成長していくお話でした。えっと、例によってまたしてもエロに対する言及が少ないのですが、みんな気をつけろ、この先生無茶苦茶どエロいぞ。全っ然淡白さとかないかんな!あと乳棒のサイズはLサイズだ。

あと、シナリオもさることながら低音でしっとり気だるげでクッソ傲慢な教師口調な佐和さん、クソエロすぎるから!ドMはぜひ聞いて!!蔑み口調たまらんよ!!!

 

さて、「この収録のとき、佐和さんお鼻詰まってらしたのかしら…」とか想像しつつアートワークの相沢先生の頭に何個つむじがあるか数えながら今日は眠ろうかな……